福島名物・長野名産 高遠そば とは
高遠そばを名物そばにしたのは、実は福島県会津。長野県高遠地区で収穫される害虫などには弱いが味がよい在来種(伊那在来)を取り寄せ栽培していたようだ。
しかし、地域活性化を掲げ1998年に、高遠町を上げてこの高遠そばをPRすることになり、その名を知らしめ、今のご当地そば、高遠そばを名乗ることとなった。
特徴として、普通に盛り汁につけて食されていたが、焼き味噌や大根おろし(しぼり汁)などを鰹だしベースのしょうゆ汁に溶く行者そばとして、ダブルテイスト、トリプルテイストとして楽しむのが現代のスタイルだが、江戸時代のころの復刻をPR用途で行っているようだ。
福島の名物そば、ねぎそばも以前高遠そばと名乗っていたが、高遠町に名前を返上してからは、ねぎそばという呼称でPRを行っているのだろうと考えられる。