北海道名産 がごめ昆布そば とは
北海道の函館名産のがごめ昆布を、そばのつなぎに使った粘りのあるコシのある郷土そばががごめ昆布そばである。つゆはたっぷりの鰹節からとったお出汁でしょうゆベースとして、もりそば・かけそばスタイル、いずれもがごめ特有のムチンを豊富に含んでいるので、伸びずに最後まで美味しく頂けると地元の人や観光客にも人気の一品。
単に昆布そばというネーミングで全国のそば店で食されている、いわゆるかけそばの上にとろろ昆布をのせたそばとは違い、昆布風味の残りながらも、そば本来の味を大切にしているのが伺える。
さらに、がごめ昆布を刻みネバネバ系種物として食せるお店も存在する。
地元製麺会社では、乾麺も発売されており、全国ご家庭でも味わえると評判だ。
がごめ昆布 とは
だし昆布(真昆布や利尻昆布など)を水でもどすと、表面が少しヌルッとします。これは水溶性の食物繊維。このとろみ成分が、がごめ昆布には他の昆布より豊富に含まれているため、以前からとろろ昆布や松前漬けの材料として利用されていました。ただ、だしが少なめで、高級な真昆布に混じって採れることから、かつてはやっかい者扱いされていたことも......。
それが、昆布の粘りが健康や美容にいいと話題になり、一躍注目を集めます。がごめ昆布には、特にアルギンサン、フコイダン、ラミナランなどの粘り成分が豊富。がんや動脈硬化、高血圧の予防などに期待が高まっています。函館市公式観光情報