埼玉名物 くるみそば とは
様々な郷土そばの数々がある長野県だが、この凍りそばは特別である。
一度途絶えた伝統のそばを農事組合・農産加工直売に携わる主婦の方が復活させ来生に伝承するべく作り続けている。
この凍りそばは、今で言うフリーズドライ製法のインスタント食品であり、江戸時代末期の保存食として、どこの家庭でも作られていた家庭料理であった。
本格的な寒さの到来する1月の夕方からそばを打ち、キンと冷たい水でシメたできたてのそばを手のひら大に丸めドーナツのような形にして、納屋のござの上に敷き並べ、マイナス10度にもなる自然の冷凍庫で凍らせ、翌日天日し、また凍らせ天日と三ヶ月ほどじっくりと中の水分を飛ばして乾燥させ、春先に完全に乾燥したものを常備しておくわけだ。
急な来客の際でも、乾燥したそばをお椀に移し温かいだし汁をかけることで戻しそばになり、振る舞うことができると、当時から振る舞いそばとして親しまれていた。
しかし、昨今の環境破壊や地球の温暖化などの影響により、この凍りそばがいつまで続けられるかというのが危ぶまれている。完全乾燥させるには、しっかりと朝晩に気温が下がり、日中天候も安定している冬の気候が大切だからである。
凍りそばの販売
凍りそばはパッケージングされ地元の信州黒姫高原ファミリーファーム ぶんぶく亭で販売されています。
注文サイト:http://bunbukutei.blogspot.jp/2010/07/blog-post_20.html