福島県檜枝岐村(ひのえまたむら)に古くから伝わる郷土そばに裁ちそばがある。提供されるそば自体に特徴はないのだが、その切り方が最大の特徴と言える。太めの麺棒で延し、何枚か生地を積み重ねて、包丁先端を使って布生地を切るようにすーっと引きながら切る様から、まるで裁っているようなので、裁ちそばとなった。動画が参考になるだろう。