JR我孫子駅のホーム内の蕎麦店で出される名物が、この唐揚げそばである。サラリーマンや学生などSNS等の拡散から話題となり、千葉県のそば=唐揚げそば と呼ばれるほどに名物料理となった。
郷土そばという概念とは違い、一部の店舗の特色のある名物料理がその地域の名産となってしまうのは、SNS時代の最大の特徴と言える。
肝心のそばは、立ち食い店ということもあるので、つなぎが多めのアイボリー色で太めではあるが、のどごし重視で伸びにくい工夫が凝らしてある。言ってみればうどんに近い麺だが、鰹だしベースの濃い目のしょうゆかけそばの上に、揚げたてのももから揚げをのせている。