福島名産 山都そば とは
昭和50年代に山都町商工会がむらおこし事業で着目したのが「飯豊」と「宮古そば(つなぎを一切使わない透明感のある比較的白っぽいそば)」でした。それまで「幻のそば」と言われていた宮古そばを町全体の誇れる物として売り出したのが「山都そば」です。
宮古地区は、標高が高く米作には不適のためそばをより多く常食としていました。
新潟県「越後裏街道」筋にあるため、行商などで逗留する人々には、家庭で食するそばより贅沢に挽いて振舞っていたと言われています。昭和30年代より県道工事などが盛んになると、工事関係者や県職員などが訪れると、農家にお願いしそばを食していました。
その後、(保健所の届出をして)予約での営業を始める農家が増え、今日に至ります。
その名残から、今も民家を改装し食堂として、山の幸を贅沢にトッピングした手打ちそばや、水そばや塩そばなど、嗜好を凝らしたご当地そばを観光客やツーリング客などに提供している。
参考:いいでとそばの里